角川日本地名大辞典 中部地方 富山県 18 香城寺【こうじょうじ】 旧国名:越中 地名の由来は,往古に医王山が山岳仏教の聖地として栄えていたころ,その四十八ケ寺の1つであった香城寺のあったことによる。現在,その跡は寺屋敷と呼ばれている。なお,医王山(いおうぜん)仏教関係の遺跡として,総堂屋敷・古宮屋敷・有縁寺などの地名が残っている(福光町史上)。【香城寺村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【香城寺(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7081324