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外輪野
【そとわの】


旧国名:越中

山田川中流の左岸高台にあるため開発は遅れ,永禄年間には村高は10余石であった。明暦年間になって水源を山田川上流の柄谷川(牛滑(うしなめり)地内)に求めたと伝える。その後元禄元年,湯谷川(山田村中村地内)より引水するに至り,水受高6,7石余となった。続いて元禄6年杉原野村茂右衛門が,富山藩主より用水普請を命ぜられ山田川若土地内に水源を求めた。元禄11年全水路の通水に成功,水受高830余石となった。これを外輪野用水といい,以来200年明治初期の廃藩に至るまで,富山藩による維持管理下にあった。その間外輪野台の大半が開発され,水請総高2,300余石に達した(婦中町史)。地名の由来は,当村が高台であって,外部が低く,またその周囲も高山で囲まれ,外を輪のように囲まれている野であるの意味から,このように名づけられたと伝える。また,同村には大構・小構・構・外構・押場などの小字名があるが,戦国期上杉謙信が神保長職の居城であった滝山城を攻めた際,この地に陣を構えたことに起源があるという(婦負郡誌)。
外輪野村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
外輪野(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7082309