滝脇
【たきのわき】
旧国名:越中
久婦須(くぶす)川上流左岸に位置する。赤倉山が崩壊し,堰き止められた久婦須川が数百尺の滝と化した。現在もこの地点を滝と呼ぶが,この滝の脇にあたることから村名が起こった(卯花村誌)。天正11年「佐々与左衛門知行方目録事」に「参百参俵之所 婦負郡黒瀬内 宮の越村,上黒瀬,小原,滝之わき」とある。黒瀬内は黒瀬谷とも称せられ,久婦須川の流域を指す。
【滝脇村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【滝脇(近代)】 明治22年~現在の大字名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7082553 |