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辰巳町
【たつみちょう】


(近代)明治初期~昭和40年の町名。明治17~22年は富山を冠称。江戸期に南新町散地と称した地のうち出町の地が改称して成立。城下のはずれの出口鼬(いたち)川左岸に位置する。富山城の辰巳の方向に位置するため辰巳町という(富山市町名の由来)。明治9年石川県,同16年富山県に所属。同22年富山市辰巳町となる。明治42年の戸数274・人口1,143,うち男559・女584(富山市統計書)。鼬川沿いに位置するため,大泉・清水町と同様当地も水力を利用した小さな町工場が建ち並んだ。昭和4年の戸数199・人口950。同40年現行の大泉町3丁目・梅沢町3丁目・辰巳町1~2丁目の各一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7082604