寺塚原
【てらつかはら】

旧国名:越中

大島町の北方に位置し，西に庄(しよう)川が流れる。かつての氾濫原。もと沖塚原(おきつかはら)と同一集落で田畑の歩免より出た名称で三歩市(さんぶいち)村ともいう（加賀志徴）。慶長年間２村分立。地名はもとあった古寺に由来している。寛政４年の書上によれば，西に称念寺・大法寺古屋敷があり，中央に金屋迎西寺（牧野村）跡があると記している（高樹会文書）。
【寺塚原村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【寺塚原(近代)】　明治22年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7082812