100辞書・辞典一括検索

JLogos

12

利波新
【となみしん】


旧国名:越中

寛永期の牛ケ首用水の開削と並行してできた新村。天保3年の書上に,明応年間に礪波(となみ)郡西部金屋(せいぶかなや)から移住して新開されたことから利波新と名付けたとあり,慶応3年の書上には礪波郡西部全屋村光証寺檀家3軒・婦負(ねい)郡四方(よかた)町唯見寺檀家8軒・同郡西岩瀬町浄光寺檀家8軒・同郡中沖村西光寺檀家1軒が記され,同村の成立・発展の事情を推察させる(総代文書/新湊市史)。
利波新村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
利波新(近代)】 明治22年~大正3年の打出本江村の大字。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7082948