100辞書・辞典一括検索

JLogos

53

南般若村
【みなみはんにゃむら】


(近代)明治22年~昭和29年の村名。はじめ礪波(となみ)郡,明治29年からは東礪波郡に所属。秋元(あきもと)・千保(せんぼ)・千保新・石丸新・大窪(おおくぼ)の5か村と石丸又新村の一部が合併して成立。大字は旧村名を継承して6大字を編成。村役場は大字秋元に置かれた。村名は中世の般若野(はんにやの)荘の荘域にあったため,北般若村に対して南般若村とした。大正2年に大字名の改称・区域変更があり,秋元・千保・大窪・東石丸の4大字となる。戸数・人口は明治35年257・1,509,大正元年259・1,575(富山県統計書),同9年257・1,419。昭和15年258・1,359,同22年274・1,564。同29年1月柳瀬(やなぜ)村ほか3か村とともに東礪波郡礪波町に合併。各大字は同町の大字として存続。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7084756