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宮腰
【みやのこし】


旧国名:越中

久婦須(くぶす)川中流右岸に位置する。天正11年8月20日付の「佐々与左衛門知行宛行状」(土佐国蠹簡集残編/大日料11-4)に「参百参俵之所 婦負郡黒瀬内 宮の越村,上黒瀬村,小原村,滝之わき村」とある。黒瀬内は久婦須川流域の黒瀬谷で,宮の越村が宮腰村に当たる。なお当村内の日蓮宗長松山本法寺は正和5年日順の開基にかかり,城生(じようのう)・樫尾を経て明和年間現在地に移る。明治33年国指定となった寺宝絹本署色法号が見え,嘉暦元年富山湾新湊(しんみなと)浦で海中より出現した伝承をもつ。後世1幅(第一軸序品)を失い,延宝7年改めて描き,現在22幅をそろえている。現在の鐘桜堂は天保2年,山門は寛政6年の作,慶応2年有栖川宮家御祈願所となる。
宮腰村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
宮腰(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7084816