守山
【もりやま】

旧国名:越中

森山とも書く。小矢部(おやべ)川左岸，二上丘陵の麓に近く，中世の北陸街道（江戸期の上使往来）に面して位置する。天正13年より慶長２年まで，前田利長越中３郡の領主として守山在城のときの城下町として成立。もと山守部を置いたところから守山と名づけられたという（越中志徴）。
【守山郷(中世)】　南北朝期から見える郷名。
【守山町(近世)】　江戸期～明治22年の町名。
【守山村(近代)】　明治22年～昭和17年の村名。
【守山(近代)】　明治22年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7084912