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湯谷
【ゆだに】


旧国名:越中

地名の由来は,温泉が湧出した谷の村として名づけられた。口碑によると,養老4年に医王山を開いた泰澄大師の加持によって,1夜のうちに温泉が出現。その後,来村した不良の徒の逸楽と暴挙が,村民の嘆きとなったために,天文3年に能登石動山般若院の快信法印の修法祈念によって,湧出が封じられたといわれる(越之下草)。
湯谷村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
湯谷(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7085056