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米道
【よねみち】


旧国名:越中

地名の由来については,末道(すえみち)村の文字が紛れて米道になったとする説,あるいは芦峅(あしくら)寺・岩峅(いわくら)寺への米穀運搬道にあたっていたからだとする説がある(五百石郷土史)。米道踊りが伝承されており,旧盆の8月15日と10月19日の秋祭りに地区内の善入寺と白山神社の境内でそれぞれ繰り広げられる。踊りは甚句・おけま(おけさの訛)・追分・松坂の4種から成っており,男たちが化粧まわしをつけ,花笠や扇などを手にして,尺八・胡弓・三味線の音に合わせて踊る。盆や祭礼の日だけではなく,婚礼の儀式や法事の時にも演じるという。伝承によると戦国末期に立山山麓の池田城主寺嶋職定が,越後の上杉謙信に攻められたとき,家臣の加納半右衛門は米道村に逃れて農民となった。この半右衛門から村人に伝えられた踊りという。
米道村(中世)】 戦国期に見える村名。
米道村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
米道(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7085188