角川日本地名大辞典 中部地方 石川県 10 蟻ケ原【ありがはら】 旧国名:能登 在ケ原とも書く。能登半島中央部,二宮川の水源地区に位置する。地名の由来は,石動(せきどう)山腹にあることによるといい,また村は天正期に上杉勢が石動山攻略にあたった際に,石動山天平寺の一部衆徒が当地に逃れて還俗したことに始まるという(鹿島郡誌)。【蟻ケ原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【蟻ケ原(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7085490