粟崎
【あわがさき】

旧国名:加賀

青崎・阿尾が崎とも書く。金沢平野にあって，河北(かほく)潟から流出する大野川右岸に位置し，日本海に面する。地名の由来は，「源平盛衰記」には青崎とあり，これが粟崎となったという。また西大崎ともいわれ，延宝の絵図には橋粟崎と記され，元禄15年12月に至り単に粟崎と改められた（加賀志徴）。
【青崎(中世)】　鎌倉期から見える地名。
【粟崎村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【粟崎村(近代)】　明治22年～昭和10年の石川郡の自治体名。
【粟崎(近代)】　明治22年～昭和10年の粟崎村の大字名。
【粟崎町(近代)】　昭和10年～現在の金沢市の町名。
【粟崎町(近代)】　昭和44年～現在の金沢市の町名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7085496