角川日本地名大辞典 中部地方 石川県 34 内尾【うつお】 旧国名:加賀 手取川の支流直海谷(のうみだに)川と恐谷の合流点に位置する。地名の由来は,もと内尾は通称古屋敷にあったといわれ,平家の落武者がこの地に逃れ住みつき源氏方が探索に来ると,古屋敷と出合(であい)の間の高台で待ち受け,「射つぞ」といって近づけなかったという伝承によるという(河内村史)。【内尾村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【内尾(近代)】 明治22年~現在の河内村の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7085831