鹿磯
【かいそ】
旧国名:能登
能登半島北部,八ケ川河口の北に位置する。地名の由来は,鹿がよく出る磯であるからといい,また,砂鉄が多い磯なので「金磯」といったのが転化したとの考えもある(諸岡村史)。地名の初見は,天正15年7月4日の刀禰文書に「十俵,かいさうノ藤右衛門」と見える。真覚寺本堂前から石斧が出土し,地内経塚からは経塚が発見されている。
【鹿磯村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【鹿磯(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7086239 |