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金沢
【かなざわ】


旧国名:加賀

金沢平野とその後背の丘陵部に位置する。地名の由来は小立野(こだつの)台地で砂金採掘を行った「金洗沢」によるといわれる。近年の研究で,前田利家の時代に尾山と改称され2代利長よりまた金沢と改称されたとある(北陸史学)。訓は天正16年閏5月14日の羽柴秀吉朱印状に「加賀国かなさわの城」と見える(小早川家文書・立花文書)が,「津軽文書」所収の別の秀吉朱印状には「今ゆする木・かね沢・松任・小松」と見えることから(岩沢愿彦:前田利家),当時は「かなざわ」「かねざわ」の両様が用いられていたと考えられる。江戸期にも,郷村部の人々には「かねざわ」,また一方では「かなざわ」と呼ばれたといわれ(郷土辞彙),慶応2年に「かなざわ」と統一した(岩沢氏前掲書)。
金沢(中世)】 戦国期に見える地名。
金沢町(近世)】 江戸期の城下町名。
金沢市(近代)】 明治22年~現在の自治体名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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