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観法寺
【かんぽうじ】


旧国名:加賀

金沢平野東端,津幡森本丘陵裾部,森下(もりもと)川下流右岸に位置する。地名の由来は昔真言宗の7坊があり,観法寺がその頭寺であったことによる(郷土辞彙)。真宗大谷派法観寺は行基の創建と称し,のち真言宗を経て文明3年蓮如に帰依し改宗したといい,「同寺には愛智坊・賢珠坊・イシ坊・ウデフ坊・バンバ坊・観学坊・善シキ坊」の7坊があり,その遺名も残っている(河北郡誌)。一方,稲荷神社境内にある観音堂には泰澄作と伝える観音像が安置され,毎年8月10日に四万六千日の法要が行われる(河北郡誌)。また南方3町余の山間には木曽義仲の営跡といわれる観法寺城址がある(同前)。付近には観法寺横穴群(15基)がある。
観法寺村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
観法寺(近代)】 明治22年~昭和37年の大字名。
観法寺町(近代)】 昭和37年~現在の金沢市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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