車
【くるま】

旧国名:加賀
津幡(つばた)森本丘陵,森下(もりもと)川支流の竹又川流域に位置する。日蓮宗宝乗寺は京都妙顕寺開山日像の弟子妙珍が建立したといわれ,加賀国における日蓮宗寺院の濫觴地とされている。同寺境内の高地には運慶の作と伝える丈1尺5寸ほどの七面大明神が安置されている。また七面堂の前には周囲1丈8尺の大杉の神木がある(河北郡誌)。七面堂は中興の祖である20代日養が甲斐の身延山より当地に移築したものといわれる。
【車村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【車(近代)】 明治22年~昭和37年の大字名。
【車町(近代)】 昭和37年~現在の金沢市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7086943 |





