河田
【こうだ】

旧国名:加賀

梯(かけはし)川下流右岸に位置する。乱の穴と呼ばれる横穴古墳がある（小松市史）。地内目明野に前田利常の灰塚がある。利常の遺言によりその遺骸が荼毘に付された所である。また目明野物見坂の虫塚は，十村田中氏が天保10年のウンカによる凶作の時，虫を取り集め，害虫駆除法を刻んだ石碑を建てたもの（小松市史）。
【河田村(中世)】　戦国期に見える村名。
【河田村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【河田(近代)】　明治22年～昭和31年の大字名。
【河田町(近代)】　昭和31年～現在の小松市の町名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7087034