鉄砲町
【てっぽうまち】
旧国名:加賀
(近世)江戸期~明治4年の町名。金沢城下町のうち,地子町の1つ。片町の南側に位置する。金石を冠称。町名の由来は万治2年の頃より当地に鉄砲足軽の組地があったことによる(古蹟志)。鉄砲町ははじめは御先手組鉄砲足軽の組地であったが,のちに池田町4番丁の方は割場付足軽が住むようになり,その後,一般町人の住宅地となり,商人・職人・医師等が住むようになった。明治4年,池田町3番丁・4番丁となる。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7088415 |