富田
【とみた】
旧国名:加賀
竹橋川右岸山麓に位置する。東側には笠野川が南流し竹橋川と合流。「源平盛衰記」の寿永2年に「一手は樋口次郎兼光を大将として三千余騎,加賀国住人林・富樫を打具して,笠野・富田を打廻し,竹橋を搦手にこそ向ひけれ」とあり,また,岩崎村との境には一向一揆の将富田左近が居住したといわれる和田山堡跡がある(加賀志徴)。
【富田村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【富田(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7088565 |