西馬場
【にしばば】
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旧国名:能登
「にしばんば」ともいい,「番場」(三州志)とも書く。能登半島中部,邑知(おうち)地溝帯中央,眉丈(びじよう)山麓に位置する。地名の由来は能登国造にゆかりをもつ伴部の馬駆け場があったことによるともいう(能登部町誌)。眉丈山系雷ケ峰(らいがみね)(標高188m)の尾根には雨の宮古墳31基が存在する。1号墳(長さ70mの前方後方墳)の前方部には天日陰比咩神社がまつられている。また,雌雄両亀が潜むとされる亀塚と称する古墳のうち雌亀塚からは「天の真名井」と呼ばれる清水が湧き出しており,霊水としてあがめられている。
【西馬場村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【西馬場(近代)】 明治22年~現在の大字名。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7088900 |