森
【もり】
旧国名:加賀
能登半島基部,河北(かほく)潟北方,宇ノ気(うのけ)川下流左岸に位置する。地名の由来は,昼でも暗い森に数百羽の鶴が巣を作っていたことによるといわれる。戦に敗れ土着した村守八郎左衛門という者の居城があったという。その城址は,当地の中央に突き出た丘の上にあったといわれ,現在八幡社が鎮座する。さらに丘の中腹の小道は往時の馬場と伝えられる(河北郡誌)。
【森(中世)】 戦国期に見える地名。
【森村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【森(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7090157 |