大矢戸
【おおやと】
旧国名:越前
大野盆地北西の丘陵地で,赤根川支流の矢戸川が流れる。丘陵地中腹に大矢戸古墳がある。同所は昔豪族が「陣」を「かま」えた跡であると伝えて「ジンガマ」と称していたが,昭和28年の発掘によって6世紀末と思われる大規模な石室が確認され,須恵器数点が発見された(大野市史)。
【大矢戸村(中世)】 戦国期に見える村名。
【大矢戸村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【大矢戸(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7091481 |