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小曽原
【おぞわら】


旧国名:越前

天王川上流,国成川上流域に位置し,西は城山,南西は若須岳,南東は鬼ケ岳に囲まれる。地名は大柞原(おおそはら)つまりくぬぎ・なら類の生い繁った高原との意。陶土が豊富で古代須恵器の生産地として,多くの須恵器窯が集中していた(小曽原古窯跡群)。中世には古越前焼の生産地として発展,その遺跡も多く,上長佐3号窯跡からは平安末期の三筋壺が出土している。この窯業と並行して水田開発も行われ,用水溜池の築造とともに進んだ。近世初頭までには7つの大小溜池が築造され,現在では60余に達している。天正年間本願寺坊官下間性乗の奉じる本願寺印書が当村をはじめ安養寺村などに出されており,当地周辺が一向宗門徒の拠点になっていたことが知られる(専応寺文書)。
小曽原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
小曽原(近代)】 明治22年~現在の宮崎村の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7091572