河内
【こうち】
旧国名:若狭
北川の支流河内川流域の谷間に位置する。天保5年鷹司関白家への口上書によれば,「往古平安城御開発之砌,農具鍬平并牛馬鞍骨製作仕御用相勤,為御恩賞当村開発住居仕」とある(河内区有文書)。駒ケ岳の山腹字寺山に天台宗の河内寺跡がある。河内鉱泉には,この水で馬を飼うと肥えるという伝説があり,明治末期から温泉として営業されている。
【河内村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【河内(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7092446 |