白木
【しらき】

旧国名:越前
敦賀半島北西部に位置し,北は日本海に面する。集落の西方には奇勝門ケ崎がある。氏神は白城神社で,「延喜式」神名帳の「白城神社」に比定される(気比宮社伝旧記)。室町期と推定される年未詳5月9日の西福寺侍者中宛泰尭書状(西福寺文書)に「白木浜郷」が見え,当地のことか。集落の南東にあいの神の森があり,室町期から江戸初期にかけての五輪塔・板碑・宝篋印塔など数百基がある。縄文土器や製塩土器が出土している。
【白木浦(近世)】 江戸期~明治22年の浦名。
【白木(近代)】 明治22年~現在の大字名。
【白木(近代)】 昭和57年~現在の敦賀市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7093168 |





