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次郎丸
【じろうまる】


旧国名:越前

足羽(あすわ)川右岸,吉野ケ岳の西麓に位置する。背後山麓に西光寺跡がある。西光寺は天台宗真盛派で,延徳元年朝倉貞景の帰依を受けた真盛によって創建された寺院。天正14年北庄に移転され,現在開山堂のみが残り,開山真盛の木仏が安置されている。前面に「□御為真盛上人,明応四年〈乙卯〉二月廿日」の銘を持つ五輪塔など多数の墓石が残る。西谷との間にある半助谷には城跡がある。
次郎丸村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
次郎丸(近代)】 明治22年~昭和36年の大字名。
次郎丸町(近代)】 昭和36年~現在の福井市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7093189