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新道
【しんどう】


旧国名:越前

野坂山地東部の狭小な谷底盆地に位置する。塩津道に沿う。地名の由来は,「敦賀志」に「此の村ハ深坂より追分へ出し官道やミて,今の新道野街道やや開け初けん頃,奥麻生より出たる成るへし,いづかたにても,新たに出でて村居せしを,何の新道と云」とある。天正18年8月18日の日吉神社鳥居棟札によれば,奥麻生の同社鳥居を建立する際,新道惣中で米1斗,当地の住人8人が米3~5升を寄進している(奥麻生区有文書/敦賀市史史料編)。慶長国絵図では疋田村666石余の一部。
新道村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
新道(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7093257