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太良庄
【たらのしょう】


旧国名:若狭

北川下流右岸に位置し,東に野木山,北に賀羅岳,西に熊野山がそびえる。宮谷・定国・鳴滝・太良など中世荘園地名の残る小字に集落があり,これらを太良四谷とした(高鳥家文書/小浜市史諸家文書編)。小字地蔵谷付近から弥生後期の遺物が発見され,山麓のイナバ・日吉谷・泰雲山・丹生谷・寺谷・明石・薬師谷などには54基の古墳がある。長英寺裏山に鎌倉後期の五輪塔があり,賀羅岳山頂には永享12年以降太良荘半済方給人であった若狭守護武田氏被官山県氏の拠った山城跡が残る。また,薬師谷には平安末期太良保公文雲厳の師凱雲が建立した薬師堂が残る。
太良荘(中世)】 平安末期~戦国期に見える荘園名。
太良庄村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
太良庄(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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