布市
【ぬのいち】
旧国名:越前
九頭竜川支流滝波川下流右岸の扇状地に位置する。地名は,平泉寺繁栄の頃布の市がたってにぎわったことによるという。小字炭吉に市の神(市姫)を祀る神社があったと伝える(勝山市史)。村名は慶長3年の検地帳写(島田家文書/勝山市史資料篇)に見え,「田畠屋敷合三拾壱町八段三畝廿歩,分米合四百九拾九石七斗弐升」であった。
【布市村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【布市(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7094367 |