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浜坂
【はまさか】


旧国名:越前

北潟湖東端に位置し大聖寺川が入り込む湾口の港として栄え,日本海の砂丘地を持つ。「源平盛衰記」や「神皇正統録」(続群29上)・「朝倉始末記」などに見える「潮越」は当地の浜のことで,「散木集注」(群書16)には「越前国に潮越といふ所有。樋を懸けて潮をくみこす故に。潮越と云なり」とある。同地の松は「潮越の松」として古来著名。
浜坂(中世)】 戦国期に見える地名。
浜坂浦(近世)】 江戸期~明治22年の浦名。
浜坂(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7094539