浜地
【はまじ】

旧国名:越前

浜路とも書く。今津川流域と加越台地にかけて位置し，北は日本海に面する。昔集落は現在より東にあり，字名に宮ノ下・垣内などが残る。地内南東に４世紀末から５世紀初めと推定される２群20基の狐塚古墳，東砂丘に平安期の製塩跡と推定される浜地遺跡がある。
【浜路(中世)】　鎌倉期に見える地名。
【浜地浦(近世)】　江戸期～明治22年の浦名。
【浜地(近代)】　明治22年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7094541