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本郷①
【ほんごう】


旧国名:越前

鹿谷埋積谷の中心部に位置し,西を西俣川,東を鹿谷川が流れる。地名の由来は,鹿谷の中心に位置するとともに,古来の交通は蓬生(よもぎ)坂を越えて勝山町へ,矢戸坂を越えて大野へ行く道が幹線道路であり,その他芦見坂を越えて行く道などもあり,これらの道が合流する地点で中心地であったため,中心の村,本村ということで本郷となったものか。昭和49年実施された圃場整備事業の際東部の扇状原上から縄文時代の遺跡が発見され,住居跡とともに数多くの縄文後期から晩期にかけての土器や打製石器が出土した。また,「朝倉始末記」には,天正2年8月に敗走する朝倉義景の2人の息女がしばらく隠れた「本郷ノ山寺」が見える。これは当村の正琳寺のことだとされている。その後,文禄5年閏7月20日に織田信雄が生駒直勝に与えた給地のうちに大野郡本郷村内250石が見える(成簣堂文庫所蔵文書)。
本郷村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
本郷(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7095038