100辞書・辞典一括検索

JLogos

40

丸岡町
【まるおかちょう】


旧国名:越前

加越山地の西方,坂井平野東部の丘陵椀子(まりこ)岡を中心とする平野部に位置する。「足羽社記」は,継体天皇の子の椀子王にちなむ椀子岡が略されて丸岡になったと地名の由来を示している。続けて,「延喜式」神名帳の国神神社は椀子王を祀る社で,地内石城戸町の神明社のこととされており,丸岡は早くから開けていたらしい。天正3年織田信長は越前一向一揆を平定すると,その本拠地になっていた豊原に,柴田勝家の甥勝豊に8万石与えて警備に当たらせた。翌4年豊原城が手狭なため椀子岡に移城し,政治・経済・交通の中心として丸岡城下町を築いた。城に従って豊原から円福院・西得寺・東得寺などの寺坊,石城戸町・谷町などの地名も住民の移動とともに移った。当地は北陸道より東へ4km離れているが,福井道・金津道で接続し,鳴鹿道の便もあった(丸岡町史)。天正10年勝家は豊臣秀吉に備えて勝豊を長浜城主に替え,家臣の安井家清が在藩となる。勝家を破った秀吉は丹羽長秀の家臣青山修理亮を丸岡城主にする。
丸岡町(近世)】 江戸期~明治22年の町名。
丸岡町(近代)】 明治22年~現在の坂井郡の自治体名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7095167