門前
【もんぜん】

旧国名:若狭

松永川上流左岸に位置する。地名の由来は，真言宗明通寺の門前に開けた集落であることにちなむ。集落の背後には南北朝期に松永保の地頭であった惟宗隆能が築城したとされる茶臼山城跡がある。
【門前(中世)】　戦国期に見える地名。
【門前村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【門前(近代)】　明治22年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7095483