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岩窪
【いわくぼ】


旧国名:甲斐

甲府盆地の北,荒川の支流相川中流の南東に位置し,東に標高518mの夢山がある。地内の円光院には武田信玄の三条夫人の墓があり,夢山と円光院舌地を割って東南の善光寺平に通じる茶道がある。これは古府中に武田氏が館を築いた時に盆地との唯一の開口部とした古道で,西の古府中村峰本から円光院まで通じた古道は「二ツ屋横手」の名があり,茶道越えの道となっている。
岩窪郷(中世)】 戦国期に見える郷名。
岩窪村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
岩窪(近代)】 明治後期・大正期~昭和12年の相川村の大字名。
岩窪町(近代)】 昭和12年~現在の甲府市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7096114