西之宮
【にしのみや】

旧国名:甲斐

早川およびその支流保川沿いに位置する。集落は保川渓谷入口の白石とその北の西之宮から成る。地名の由来については，御用材の発送地であったところから，その終着地下山（身延町）の「一之宮」に比して「西之宮」として筏の無事を祈ったところからきているという説がある。最南部の河岸段丘上に縄文後期から弥生時代にかけての土器片が出土した白石西之宮平遺跡がある。
【西之宮村(近世)】　江戸期～明治７年の村名。
【西之宮(近代)】　明治後期・大正期～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7097970