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身延
【みのぶ】


旧国名:甲斐

日蓮の身延山入山(文永11年)以前は蓑夫(みのぶ)と書く(国志)。富士川右岸,鷹取山北麓と身延山南麓に位置する。旧名蓑夫は,身延山の山形が蓑を着た農夫のうずくまる姿に似ていることから名づけたといわれる。身延は日蓮が入山後「身を延ぶる山」,すなわち寿命無量・延寿の山として改名したという(身延鏡)。そのほかミノブの語源には諸説があり,富士川に沿ったミノベ(水辺)の意とか,嶺線・尾根・分水嶺・水尾の意のミノから生じたなどの説もある。身延山久遠寺は,日蓮宗の総本山として全国から年間100万人以上の信徒や観光客が訪れる全国有数の信仰・観光地。縄文時代の西塩沢遺跡・寺平遺跡がある。また早川町の七面山には当地の飛地がある。
身延(中世)】 鎌倉期から見える地名。
身延村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
身延村(近代)】 明治22年~昭和5年の南巨摩郡の自治体名。
身延町(近代)】 昭和6年~現在の南巨摩郡の自治体名。
身延(近代)】 明治後期・大正期~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7098515