100辞書・辞典一括検索

JLogos

25

八千蔵
【やちくら】


旧国名:甲斐

甲府盆地の東部,金川・天川の扇状地の複合した地帯に位置する。地名の由来は,古代の官倉の蔵があったことによるといわれる。地内の諏訪之原からは,縄文中期の遺跡が発見され,勝坂系・阿玉台系の土器などの出土がみられる。そのほか,縄文時代の柿ノ木遺跡,縄文時代・平安期の赤根田遺跡,縄文時代~平安期の宮ノ後遺跡がある。中世には穴山氏の小山城の城下集落として発達した。大永年間に城主穴山伊予守信永は,南部某と戦い敗れる。なお,文禄3年6月17日の浅野長継知行書立には「小石和筋 一,弐百拾五石弐斗八升壱合 八千蔵村」とあり,文禄3年の検地の結果,同年10月21日,西村左馬助に八千蔵村の225石6斗4升が与えられている(甲斐西村文書/甲州古文書3)。
八千蔵村(近世)】 江戸期~明治9年の村名。
八千蔵(近代)】 明治後期・大正期~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7098617