角川日本地名大辞典 中部地方 長野県 29 磯部【いそべ】 旧国名:信濃 千曲川中・下流域に位置し,集落は北国街道沿い及び東山の山裾に立地する。地名の由来は,もと漁猟・航海を業とした伊勢の磯部(伊勢部・石部)が移り住んだことによるという(更級埴科地方誌)。6世紀の上の平古墳,16世紀半ば,村上氏末期頃の製鉄遺跡がある。【礒部郷(古代)】 平安期に見える郷名。【磯部村(近代)】 明治7~22年の村名。【磯部(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7099203