内川
【うちかわ】
旧国名:信濃
千曲川右岸,往古の千曲川堆積地に立地する。地名の由来は,川内(中洲)からと考えられる。欅の大木があり,後白河天皇の頃,すでに周囲25尺余もあって,川中島合戦の頃,謙信が「見事な神代大木ぞ」と賛嘆したという(県史跡名勝天然記念物調査報告書)。なお,永禄2年11月20日屋代政国に宛てた武田信玄宛行状に「山田庄内之中内河」と見える中内河は,当地内か(真田文書/信史12)。
【内川村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【内川(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7099422 |