追分
【おいわけ】
旧国名:信濃
浅間山南麓の標高1,000mの地に位置する。中山道と北国街道の分岐点で,地名はこれに由来する。浅間山から流出した追分泥流の上に立地し,焼石や火山灰に覆われ,土壌はやせて農耕には適さない。東部にある浅間神社は,大山祗神・磐長姫を祀るが,これは本来浅間大神を遥拝する里宮で,山岳信仰の姿を残している。
【追分村(中世)】 戦国期に見える村名。
【追分村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【追分(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7099526 |