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加増
【かます】


旧国名:信濃

浅間山南麓に位置し,西方には蛇堀川が流れる。古くは字大塚に集落があり神座(かみいます)村と称したが,永承5年現在地に移り加増村と改称したという(県町村誌)。「鎌の巣」の表記もある。明治初期に古墳が70基以上も発見され,剣・馬具などの鉄製品が出土。この付近には古くから鍛冶(かぬち)が住み,鍛(かた)すが訛って「かます」になったいう説もある。付近に中世の城跡がある。
加増村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
加増(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7100040