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座光寺
【ざこうじ】


旧国名:信濃

天竜川中流右岸に位置し,北を南大島川,南を土曽川が流れる。地名の由来は,推古天皇の時伊那郡麻績(おみ)郷宇沼邑の本田善光が,難波の堀江から一光三尊の如来像を持参,41年後芋井里(現長野市)に移管後座の跡より光を放ったので一堂を建て,座光寺の寺号を賜ったという故事(座光如来寺縁起)によるとも,貞観8年定額寺に列せられた伊那郡寂光寺が当地にあり,その寺名が転化したともいう。開発は古く,縄文時代からの遺跡や多数の古墳がある。縄文中期・弥生後期の住居跡のある座光寺原遺跡,弥生後期の土器・石器が発見された中島遺跡,弥生中期から古墳時代・奈良期・平安期の住居跡が重復して100か所余発見された恒川遺跡などがあり,同遺跡からは,ほかに郡衙に一般的な方形区画の一部とみられる溝をはじめ,正倉と考えられる掘立柱建物跡,郡司など役人が所持したと考えられる遺品が大量に出土し,伊那郡衙跡であることが確実視されてきている。古墳は,古墳時代後期の前方後円墳である高岡1号古墳や畦地1号古墳・新井原古墳群などがある。
座光寺郷(中世)】 戦国期に見える郷名。
座光寺村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
座光寺村(近代)】 明治14~22年の村名。
座光寺村(近代)】 明治22年~昭和31年の下伊那郡の自治体名。
座光寺(近代)】 昭和31年~現在の飯田市の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7100912