静間
【しずま】

旧国名:信濃

千曲川下流左岸の平坦地から，西の斑尾山山頂にかけて位置する。段丘・丘頂を中心に縄文時代～平安期の遺跡が13か所，前方後方墳の勘介山古墳など古墳10基が点在する。「保元物語」に「静妻小二郎」，「平家物語」に「閑妻六郎」などと見える静妻（閑妻）氏は当地の豪族と考えられる。
【静妻郷(中世)】　室町期～戦国期に見える郷名。
【静間村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【静間(近代)】　明治22年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7101064