袖之山
【そでのやま】
旧国名:信濃
袖野山・袖ノ山とも書く。三登山北麓の高原に位置する。地名の由来は,中世黒河郷の中心地からみて,はずれの山の方に位置するので,袖(はずれ)の山といわれたものであろう。神子柴型石斧・土師器が出土。交通上は三登山山地越えの塩沢峠や坂中峠によって古くから善光寺平と通じていた。
【袖野山村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
【袖之山村(近代)】 明治14~22年の村名。
【袖之山(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7101583 |