角川日本地名大辞典 中部地方 長野県 24 野倉【のぐら】 旧国名:信濃 女神岳南西麓に位置する。集落は山間地の新田・伽羅理・湯小路・日向・穴平の5か所に散在する。地内中央を塩田平と松本を結ぶ松本道が通る。塩田平の別所温泉・手塚へは距離2km,標高差200mあり,伝承では戦国期武田の家臣が甲斐から来たといわれ,豪族の隠田百姓村とみられる。【野倉村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【野倉(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7102620