角川日本地名大辞典 中部地方 長野県 39 羽広【はびろ】 旧国名:信濃 天竜川上流右岸,木曽山脈の支脈蔵鹿山の山麓に位置する。北を大泉川が流れる。地名の由来について,「県町村誌」に「往昔健御名方命御狩の時,大鳥羽を打て東を指して飛び,命遥に見給ひ,羽広し羽広しと称美し給しより羽広村と名附し」と見える。【羽弘郷(中世)】 戦国期に見える郷名。【羽広村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7102758