二木
【ふたつぎ】

旧国名:信濃

梓川左岸，同川支流黒沢川流域に位置する。地名の由来には諸説ある。和(にぎ)・熟(にぎ)の意味の美称による説，用水路の取水口に立てられた２本の枠木による説，二木氏が臣従した小笠原氏の居城林城の林による説，三河国の仁木(につき)氏による説などがある（三郷村誌）。
【二木郷(中世)】　戦国期に見える郷名。
【二木村(近世)】　江戸期～明治７年の村名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7103113